現在、新型コロナウイルスが猛威をふるう中、日本でも学校の休校や外出の自粛などめまぐるしく変化が起きています。
国内感染拡大防止策として、日本を入国制限対象国とする国も出てきました。
今後ハワイ旅行を控えている方は、この先どうなるのだろうと心配かと思います。
私もその1人です。
そんな中、名古屋市在住の60代夫婦がハワイから帰国後に新型コロナウイルスに感染していたことが判明したことを受け、ハワイ滞在中の行動履歴等について調査を続けている米疾病対策センターCDCはこのほど、現時点で確認済みの行動履歴について公表しました。
情報収集として把握しておきたいと思います。
KITV4ニュースの報道によりますと、CDCが公表した行動履歴は以下の通りです。
【名古屋市在住の60代夫婦の行動】
■1月28日から2月3日まで、マウイ島のカアナパリビーチ・クラブに滞在していました。
マウイ島滞在中、夫婦には症状が出ていなかったと州衛生局は発表しており、ホテル側から宿泊客宛に送られた2月15日付けの書簡では、ホテル内での感染、ウイルス拡散は疑われていないとの見解が示されています。
またホテル側は今回の件を受けてリゾート内の徹底的な清掃・消毒も行ったと述べています。
■2月3日にカフルイ空港からハワイアン航空265便でホノルルに移動。
ハワイアン航空では州衛生局と協力し、同便の乗客全員に通知するとともに、同便に勤務した乗員の健康状態についても確認作業を続けています。
■2月3日から6日は、オアフ島のグランドワイキキアンに滞在。
この間に夫婦は風邪のような症状を感じ始めました。
■2月6日、ホノルルから名古屋空港行きのデルタ航空611便で帰国。
すでに発熱などの症状を発症していた男性は、機内では常時マスクを着用していたと報告されています。
デルタ航空では、同便の乗客に感染者が出たことを搭乗客全員に連絡しているほか、アジア地域の発着全便で、除菌ジェル、グローブ、マスクのセットを乗客に配布しているということです。
(KITV4 News、Hawaii News Nowより)
2020.2.29現在