ハワイのホテルのエアコンの温度設定で『華氏000』となっており、戸惑ったことがある方も多いはず。
私もその1人です。。
『華氏』なんて、昔学校で習った気がするけれど、日本に住んでて見かけませんから全く覚えていませんでした。。
『華氏』と『摂氏』のちがいってなんだっけ?
じゃあ部屋の温度は何度に設定したら良いのでしょうか??
日本人には見慣れない『華氏』と『摂氏』のちがいは?
摂 氏 (セルシウス)[日本の温度単位] 記号 ℃
一気圧下の水の凝固点・沸点をそれぞれ0度・100度としてその間を100等分して定めた温度目盛り。
■水が氷になる温度(凝固点)が0℃
■水が沸騰する温度(沸点)が100℃
華 氏 (ファーレンハイト)[アメリカの温度単位] 記号 ℉
一気圧での水の凝固点を32度、沸点を212度とする温度目盛り。
■水が氷になる温度(凝固点)32°F
■水が沸騰する温度(沸点)212°F
このような単位の違いがあります。
摂氏の凝固点と沸点の数値の差が100なのに対し、華氏の凝固点と沸点の数値の差は180です。
つまり、摂氏で温度が1℃上昇する場合、華氏では温度が1.8°F上昇することとなり、1.8倍の数字の変化があります。
ちなみに、どちらもそれぞれを考案した科学者の名前が由来になっているそうです。
華氏 から 摂氏へ変換する方法
では、華氏から摂氏へ変換するにはどうしたらよいのでしょうか。
それを計算する計算式があります。それがこちら↓
【計算式】 C(摂氏)=(F(華氏)-32)/ 1.8
ハワイなどの室温では、「華氏77度」 という設定温度になっている場合があります。
計算式にあてはめると・・・
例:(77(華氏)-32)/ 1.8 = 25(摂氏)
つまりは日本でいう「 摂氏25度」ということなんですね。
計算が面倒くさい場合は摂氏華氏の自動計算サイトもあります。
こちらを利用するもの便利ですね。
まとめ
実は私が泊まったハワイのホテルのエアコンの温度設定は摂氏と華氏が切り替えて表示されるようになっていたので安心しました。
ホテルによってはこのような場合もあるので切り替えられるか一度見てみましょう。
現在、ほとんどの国や地域では摂氏が多く使われているようですが、アメリカやイギリスなどは華氏が使用されているため、覚えておくと良いかもしれませんね。